シーケンス制御

リレーの寿命は年数ではなく開閉回数|電気的耐久性は負荷で変わり、接点溶着は過大な負荷や高頻度の開閉などで起きる

制御用リレーの寿命は、年数ではなく開閉回数で表します。電気的耐久性は負荷の種類で変わり、接点溶着は過大な負荷や高頻度の開閉などで起きます。高頻度の箇所の見積もり方と、SSRを使うときの注意を、メーカー資料の範囲でまとめました。
感電と安全

ブレーカが落ちたときの切り分け|何で落ちたかを表示で見て、入れ直す前に絶縁抵抗で場所を絞る

低圧のブレーカが落ちたら、入れ直す前に、どの遮断器がどの表示で落ちたかを書き留めます。漏電表示があれば対地から、なければ線間から先に絶縁抵抗を測り、区間を分けて原因の場所を絞ります。メーカー資料と安衛則339条の範囲でまとめた手順です。
シーケンス制御

インターロック回路とは|正転・逆転の電気的・機械的インターロックと、起動しないときの確かめ方

インターロック回路は、正転と逆転のように相反する動作を同時に起こさない回路。電気的・機械的インターロックの併用、運転条件と安全のインターロック、設備が起動しないときに欠けている条件を確かめる順番を、メーカーと厚労省の資料で整理。
シーケンス制御

自己保持回路とは|リレーや電磁接触器自身の接点で始動ボタンをバイパスし、停止はb接点で組む

自己保持回路は、リレーや電磁接触器が自分の接点で始動ボタンを側路し、離しても動作を保つ回路。停止をb接点にする理由、停止を優先させる並べ方、停電で外れることと瞬停の例外、PLCで停止をa接点で書くことと停電保持のデバイスの注意。
感電と安全

漏れ電流のIoとIorの違い|Ioには静電容量による電流も入る。Iorを測れる結線と、漏れ電流の挟み方

漏れ電流Ioには、絶縁抵抗による電流Iorのほかに静電容量による電流Iocが入り、必ずしも絶縁抵抗値に換算できない。Iorを測れる結線と前提、クランプの挟み方、フィルタ、測定カテゴリ、電技解釈第14条の1mAと絶縁監視の50mAの違い。
受変電と保全

高圧限流ヒューズ(PF)の定格の読み方|T・M・Cは負荷ごとの表示。小さな過電流まで切れるかは、形式とストライカで決まる

高圧限流ヒューズ(PF)のT・M・Cは、負荷ごとに繰り返し過電流特性に適用できる定格電流の表示。同じG20でもTの値は製品で違う。全領域遮断はヒューズ単独の形式とLBSのストライカとの組み合わせがある。選定表の前提、溶断時の交換、更新推奨時期も。
シーケンス制御

センサの入力が来ないときの切り分け|まず表示灯を見て、センサ側か入力側かを分ける

センサの入力が来ないときは、まず出力(動作)表示灯を見る。3線式なら、点けばPLCの入力側(NPN/PNPとシンク/ソース、S/S端子の配線)、点かなければ電源・ケーブル・検出の条件。2線式の残留電圧と漏れ電流、安定表示灯の余裕、リミットスイッチの注意も。
受変電と保全

高圧ケーブルの更新推奨時期は15年ではない|水の影響ありで10〜20年、なしで20〜30年。製造から15年未満でも水トリーで劣化している

日本電線工業会の高圧CVケーブルの更新推奨時期は、使用開始後、水の影響ありで10〜20年、なしで20〜30年。15年は同工業会の2017年12月版の値で、製造から15年未満でも水トリーで劣化している(経済産業省)。E-EとE-T、点検周期、直流漏れ電流の見方も。
受変電と保全

ZCTとZPDの違い|ZCTは零相電流、ZPDは零相電圧を取り出す。シールドの接地の取り方とZCTの位置で、ケーブルが保護範囲に入るかが変わる

ZCTは零相電流、ZPDは零相電圧を取り出し、GRはZCTだけ、DGRは両方を使う。ケーブルのシールドの接地をどの端でとり、接地線をZCTに通すかと、ZCTの位置で、ケーブルが地絡保護の範囲に入るかが変わる(光商工の8つの施工)。試験端子と接地の注意も。
受変電と保全

VCTは誰のもので、何年で替わるか|東京電力パワーグリッドの約款では原則同社の所有。有効期間は計器の側で、7年の計器と組むVCTは実質21年

VCT(計器用変圧変流器)は、東京電力パワーグリッドの約款では原則同社が所有し、同社の負担で取り付ける。VCTそのものに計量法上の有効期間はなく、7年の電力量計と組む場合の使用期間は実質21年(JEMIC)。触らない理由、乗率、確かめる順番も。