誘導電動機

始動電流は6倍なのに、始動トルクは1.5倍しか出ない ― トルク特性曲線の読み方

誘導電動機は、回転磁界より少し遅れて回ります。この速度差が「すべり」です。そして、すべりが大きいほど二次電流が増え、トルクが増えます。(この仕組みは記事「誘導電動機はなぜ回るのか」で詳しく説明しています)そう聞くと、こう考えたくなります。「...
誘導電動機

誘導電動機はなぜ回るのか ― 回転磁界と「すべり」の話

60Hzの4極モータなら、回転速度は毎分1800回転になるはずです。ところが銘板を見ると、1730rpmと書かれています。計算と合わない。しかし、これは誤差でも印字ミスでもありません。誘導電動機は、原理上どうしても計算値より遅く回ります。そ...
インバータと制御

PWM制御とは ― 矩形波しか作れないインバータが、なぜモータを滑らかに回せるのか

インバータは、直流をスイッチングして任意の周波数の交流を作ります。(インバータの回路構成は、記事「インバータとは何をする装置か」で説明しています)ただ、そこは「スイッチングして」の一言で済ませていました。スイッチはONとOFFしかできないの...
インバータと制御

V/f一定制御とトルクブースト ― 低速でトルクが落ちる理由を数字で追う

インバータは、周波数だけでなく電圧も一緒に変えています。(インバータそのものの働きは、記事「インバータとは何をする装置か」で説明しています)では、なぜ電圧も変える必要があるのか。そしてなぜ、V/fを一定にしても低い周波数ではトルクが落ちてし...
インバータと制御

インバータとは何をする装置か ― 中身は「交流 → 直流 → 交流」

現場では「インバータ」という言葉を毎日のように使います。インバータ盤、インバータ制御、インバータ化。では、あの箱は中で何をしているのか。そう聞かれて、すぐに答えられるでしょうか。私は答えられませんでした。設計側に回って改めて調べ直したので、...