受変電と保全

高圧受電設備の避雷器(LA)は必要か|電技解釈は架空電線路から受電する500kW以上、省令は受電電力で区切らない。A種接地と試験で壊さない注意

高圧受電設備の避雷器(LA)は必要か。電技解釈第37条は架空電線路から受電する500kW以上の引込口、省令第49条は受電電力で区切らず「適切な措置」を求める。A種接地、LA内蔵PASの試験電圧の注意、更新推奨15年まで。
受変電と保全

変圧器の温度計の警報は何℃か|ダイヘンは油入90℃、モールドは測る場所で130℃か100℃。過負荷は東芝産業機器システムの資料で条件つき最大150%

変圧器の温度計の警報値は、測るものと前提の周囲温度で違う。ダイヘンは油入(ダイヤル温度計)90℃、モールドは二次コイル表面130℃・コイル間空気100℃。異常な温度上昇の原因(JEMA)と、過負荷は条件つき最大150%(東芝産業機器システム)。
受変電と保全

過電流継電器(OCR)は何を見ているか|限時要素は過負荷、瞬時要素は短絡。整定の目安と配電用変電所との協調

過電流継電器(OCR)はCTの二次側の電流を見て、遮断器に切る信号を送ります。限時要素は過負荷、瞬時要素は短絡。日本電気技術者協会の解説の整定の目安(限時は契約電力の負荷電流の120〜150%、瞬時は1,000〜1,500%)と、配電用変電所との協調、自分の設備で確かめる順番。
モータとインバータ

モータとインバータのトラブル|止まった・落ちた・逆に回ったとき、最初に確かめること

モータが止まった、インバータが過電流でトリップした、インバータで回すようにしてから漏電遮断器が落ちた、逆に回った。症状ごとに最初に確かめることを表と図でまとめました。盤の操作を任されていない人は、盤を開けずに書き留めて報告するところまでです。
受変電と保全

高圧受電設備の保護のしくみ|地絡と短絡で、PAS・主遮断装置・継電器のどれが動くか

SOG付きPASを置く高圧受電設備で、事故の種類(地絡・短絡)と場所によって、PAS・主遮断装置(CB形・PF・S形)・GR・DGRのどれが動くかを表と図で整理。PASと主遮断装置のあいだの短絡は、変電所の遮断器が切ります。
受変電と保全

GRとDGRの違い|DGRは零相電圧も見て、構外の地絡による「もらい動作」を防ぐ

GR(地絡継電器)とDGR(地絡方向継電器)の違いを、日本電気技術者協会の解説で確かめます。GRは地絡電流の大きさで、DGRは零相電圧に対する零相電流の位相で判別。もらい動作の仕組み、DGRにする目安(充電電流が感度電流の1/2以上)、50Hz・60Hzでのケーブル長の目安も。
受変電と保全

VCBとLBSの違い|VCBは継電器の信号で短絡電流まで切り、LBSは短絡を限流ヒューズに任せる

VCBとLBSの違いは、主遮断装置として短絡電流を何が切るかです。CB形とPF・S形の保護のしかた、JISキュービクルでの300kVA・4,000kVA、遮断電流の推奨値、PF一括保護の注意を資料で確かめます。
受変電と保全

キュービクルと受変電設備の違い|キュービクルは、高圧受電の機器一式を一つの金属製の箱に収めた形

キュービクルは「キュービクル式高圧受電設備」の略で、受変電の機器一式を一つの金属製の外箱に収めた形です。開放形との違い、JIS C 4620の対象、外部委託の月次点検の頻度の告示、日本電気協会の推奨と認定を資料で確かめます。
受変電と保全

高圧受電は何kWから|東京電力パワーグリッドの約款では、50kW以上2,000kW未満が高圧、2,000kW以上が特別高圧(どちらも原則)

高圧受電は何kWから。東京電力パワーグリッドの託送供給等約款では、接続送電サービス契約電力が原則50kW以上2,000kW未満で高圧、2,000kW以上で特別高圧。その値の決め方、500kW未満の新規接続などで使う契約設備電力、3つの「契約電力」の違いも整理しました。
電力と力率

高圧の契約電力の決め方を約款で読む|500kW未満は、過去1年でいちばん大きいデマンドで決まる

高圧の契約電力は、500kW未満なら、その月と前の11か月の最大需要電力のうちいちばん大きい値で決まります。東京電力エナジーパートナーと関西電力の約款の原文で、30分デマンドの計り方と例外を確かめ、基本料金が下がらないときに確かめる順番もまとめました。