電力と力率

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高圧の契約電力の決め方を約款で読む|500kW未満は、過去1年でいちばん大きいデマンドで決まる

高圧の契約電力は、500kW未満なら、その月と前の11か月の最大需要電力のうちいちばん大きい値で決まります。東京電力エナジーパートナーと関西電力の約款の原文で、30分デマンドの計り方と例外を確かめ、基本料金が下がらないときに確かめる順番もまとめました。
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力率割引の85%基準を約款の原文で確かめる|6社の高圧の条項と、進相コンデンサの入れすぎ

力率割引の85%基準を、東京電力エナジーパートナー・関西・中部・東北・九州・北海道の6社の高圧の約款の原文で確かめました。午前8時〜午後10時の平均、進み力率は100%、割引は最大15%。軽負荷時の進み力率を避ける条項も読みます。
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進相コンデンサの直列リアクトルはなぜ6%か ― 第5調波で誘導性にする計算

直列リアクトルの6%は、基本波でのコンデンサのリアクタンスに対する割合です。コンデンサを100とすると、第5調波ではリアクトル30・コンデンサ20で、回路は誘導性です。境目は4%で、6%は余裕を見た値(メーカーFAQ)。第3調波では容量性のままです。コンデンサの一部を外すなど組が崩れると、割合がずれます。
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進相コンデンサを入れても、モータの電流は減らない ― 力率改善で減るのはコンデンサより上流だけ

進相コンデンサを入れても、モータに流れる電流は変わりません。減るのはコンデンサより上流だけで、どこまで減るかは入れた場所で決まります。力率割引の基準は85%(関西電力の高圧の料金)。進み力率を100%と数える扱い(北陸電力の説明)なら、入れすぎても割引は増えません。
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三相はなぜ3本で足りるのか ──「1.73倍」が付く場所

三相が3本で足りるのは、そろって120度ずつずれた3つの電流の和が0になり、帰りの線を省けるから。このとき1.73倍が付くのは、巻線1本に対しY結線は線間電圧、Δ結線は線電流。線間200VのY結線なら巻線は約115.5V(200÷1.73で約115.6V)、Δなら200V。